ビフォーアフターで見る治療の成果

奥歯のズレとでこぼこを歯列の遠心移動を行い非抜歯で治したケース

  • 主訴

    上下の前歯のガタガタ
  • 症状

    叢生
  • その他の問題点

    右側第二大臼歯の鋏状咬合
  • 年齢・性別

    25歳・女性
  • 使用装置

    マルチブラケット装置(表側)
  • 抜歯 or 非抜歯

    非抜歯
  • 抜歯コメント

    遠心移動にて非抜歯での治療を実現しました。
  • 治療期間

    1年2か月
  • 費用

    約750,000円(当時)
  • リスク

    歯の根っこが短くなる可能性がある、神経が壊死する可能性がある、歯を削る可能性がある

※ 現在の費用と異なる可能性があります。
※ 患者さまに同意をいただいた資料の中から写真を掲載しております。症例によって掲載写真枚数が違うことがあります。

※矯正治療の一般的リスクや副作用についても必ずご一読ください。

院長からのコメント

上下顎に叢生(でこぼこ)を認めました。前歯だけではなく、奥歯にも噛み合わせのズレがありました。上顎の歯並びが手前にずれており、理想的な噛み合わせである「1歯対2歯」ではなく、1歯対1歯の噛み合わせでした。また、右側の一番奥の歯(第二大臼歯)は鋏状咬合であり、下顎の自然な動きを妨げている可能性がありました。 横顔の不調和は認めなかったので、でこぼこはあるものの「非抜歯」にて治療可能と判断しましたが、上顎の歯並びが手前にずれており噛み合わせがずれてしまっていたので、上顎歯列を全体的に後方移動(遠心移動)させる必要がありました。ただし、上顎に親知らずがあると後方移動の邪魔になり後方移動が思ったようにできないため、上顎の親知らずの抜歯が必要でした(非抜歯というのは中間の歯=小臼歯は抜歯しないということです)。 今回に限った話ではありませんが、矯正治療において治療目標を達成するには顎間ゴムという患者さまご自身で着脱する輪ゴムの使用が非常に重要です。

抜歯を伴う矯正治療について

矯正治療を行ううえで、分析および診断結果から治療に際し、抜歯を必要とする場合があります。抜歯を伴う矯正治療のメリット・デメリットについて十分に説明し、患者さまにご納得いただいたうえで抜歯の方針を採用します。
抜歯をしての矯正治療をお悩みの方は下記をご参照ください。

歯列矯正における抜歯の必要性について
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