ビフォーアフターで見る治療の成果

永久歯が生えるスペースが全然足りなかったお子さまをマウスピース矯正で治したケース

  • 主訴

    かかりつけで八重歯になる可能性があると言われた
  • 症状

    叢生
  • その他の問題点

    左側第一大臼歯の異所萌出・鋏状咬合
  • 年齢・性別

    8歳・女子
  • 使用装置

    マウスピース矯正装置(インビザラインファースト)
  • 抜歯 or 非抜歯

    非抜歯
  • 治療期間

    11か月
  • 費用

    約500,000円(当時)
  • リスク

    生え変わりによっては叢生が再発する可能性がある。それに伴い二期治療が必要になる可能性がある

※ 現在の費用と異なる可能性があります。
※ 患者さまに同意をいただいた資料の中から写真を掲載しております。症例によって掲載写真枚数が違うことがあります。

※矯正治療の一般的リスクや副作用についても必ずご一読ください。

院長からのコメント

上顎に隙間を、下顎に叢生(でこぼこ)を認めました。上顎については、特に左側の第一大臼歯が近心位にあり、かつ下顎第一大臼歯との噛み合わせが大きくずれて鋏状咬合(はさみじょうこうごう)になっていました(黄色矢印)。また、大臼歯が近心位にあることから左上の第二小臼歯が生える隙間がなくなっていました(上顎の写真の黄色矢印)。 第一大臼歯が近心位にずれてしまった原因は、第二乳臼歯の早期脱落と考えられます。なぜ早期脱落したかというと基本的には2つの原因が挙げられます。一つは乳臼歯が虫歯になってしまい早期脱落した、もう一つは第一大臼歯の異所萌出です。異所萌出とは第一大臼歯が生えるときに、手前の第二乳臼歯に食い込むように生えてきて、そのまま無理やり下から突き上げて第二乳臼歯を落としてしまったり、食い込んだまま生えてこなくなることを指します。今回は後者の異所萌出が原因と推察されました。このまま生え変わると、永久歯列期になった際に抜歯を伴う治療が必要になるかもしれません。 一期治療(こどもの歯並びの治療)を行うことで、ほとんどの永久歯をうまく誘導していい位置に萌出させることができていますが、右上の第二小臼歯は少し内側から生えてきてしまっていますね、これは二期治療で治す範疇になります。

抜歯を伴う矯正治療について

矯正治療を行ううえで、分析および診断結果から治療に際し、抜歯を必要とする場合があります。抜歯を伴う矯正治療のメリット・デメリットについて十分に説明し、患者さまにご納得いただいたうえで抜歯の方針を採用します。
抜歯をしての矯正治療をお悩みの方は下記をご参照ください。

歯列矯正における抜歯の必要性について
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