下顎前突(反対咬合)をワイヤー矯正で治したケース
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主訴
上下のかみ合わせが逆で気になる -
症状
下顎前突(前歯部反対咬合) -
年齢・性別
8歳・女子 -
使用装置
セクショナルアーチ(表側ワイヤー矯正) -
抜歯 or 非抜歯
非抜歯 -
治療期間
5か月 -
費用
約400,000円(当時) -
リスク
骨格的要因が強い場合、成長に伴って反対咬合が再発することがある
※ 現在の費用と異なる可能性があります。
※ 患者さまに同意をいただいた資料の中から写真を掲載しております。症例によって掲載写真枚数が違うことがあります。

院長からのコメント
前歯のかみ合わせが逆であることだけが問題で、奥歯のかみ合わせは問題ありませんでした。下顎前突の治療で使用する装置には、複数の選択肢がありますが、今回は確実に早期に治すことを目的として表側のワイヤー装置を使用することにしました。ちなみにワイヤー矯正といっても当院では金属のボタン(ブラケット)は使用しませんし、一期治療ではすべての歯にブラケットはつけません。 矯正治療では、「顎間ゴム」という自分で取り外しする輪ゴムの使用、「舌のトレーニング」が非常に重要です。舌のトレーニングが十分でないとせっかく反対咬合を治しても再発が早くなってしまう恐れがあります。当院では舌のトレーニングを含めた筋機能療法(MFT)の指導に力を入れています。