ビフォーアフターで見る治療の成果

上顎前突、過蓋咬合および両側第二大臼歯の鋏状咬合をマウスピース矯正で非抜歯で治療したケース

  • 主訴

    矯正治療をかかりつけ医にて勧められた
  • 症状

    上顎前突・過蓋咬合
  • その他の問題点

    両側第二大臼歯の鋏状咬合
  • 年齢・性別

    16歳・男子
  • 使用装置

    マウスピース矯正装置(インビザライン)
  • 抜歯 or 非抜歯

    非抜歯
  • 治療期間

    1年3か月
  • 費用

    約880,000円(当時)
  • リスク

    歯の根っこが短くなる可能性がある、歯肉が下がる可能性がある、神経が壊死する可能性がある

※ 現在の費用と異なる可能性があります。
※ 患者さまに同意をいただいた資料の中から写真を掲載しております。症例によって掲載写真枚数が違うことがあります。

※矯正治療の一般的リスクや副作用についても必ずご一読ください。

院長からのコメント

上顎前突と重度の過蓋咬合を認めました。かみ合わせた時に正面から下の歯が全く見えません。 また過蓋咬合の方はかみ合わせの力が強い場合が多く、今回のケースでもかみ合わせの強さに起因する上下顎前歯部の空隙を認めました。左右の一番奥歯(第二大臼歯)は両側ともに鋏状咬合を呈していました。 下顎骨の安静時のかみ合わせをよく精査すると、普段食事の時に噛み合わせている状態と異なることがわかりました。このような「かみ合わせのずれ」は過蓋咬合の方には多いのですが、顎をリラックスした位置で噛もうとすると前歯でしかかめず、奥歯が噛めていない状態になってしまうため、下顎を後ろに引っ込めて噛む癖がついてしまっているのです。今回もそのケースであり、それが原因で上顎前突になっていると判断し、過蓋咬合を改善すれば下顎が自然と前方位に移動するため非抜歯にて上顎前突の改善が可能と判断しました。 マウスピース型矯正治療(インビザライン)では過蓋咬合はうまく治せないといわれていますが、私の考えではそんなことはないと思っていますので自信を持ってマウスピース型矯正治療(インビザライン)をお勧めしました。

抜歯を伴う矯正治療について

矯正治療を行ううえで、分析および診断結果から治療に際し、抜歯を必要とする場合があります。抜歯を伴う矯正治療のメリット・デメリットについて十分に説明し、患者さまにご納得いただいたうえで抜歯の方針を採用します。
抜歯をしての矯正治療をお悩みの方は下記をご参照ください。

歯列矯正における抜歯の必要性について
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