ビフォーアフターで見る治療の成果

口の閉じにくさを上下顎小臼歯4本抜歯で改善したケース

  • 主訴

    自然と口が開いてしまう
  • 症状

    上下顎前突
  • その他の問題点

    口唇閉鎖不全、上唇小帯高位付着
  • 年齢・性別

    26歳・女性
  • 使用装置

    マルチブラケット装置(表側)
  • 抜歯 or 非抜歯

    抜歯
  • 抜歯コメント

    上下顎両側第一小臼歯
  • 治療期間

    2年7か月
  • 費用

    約930,000円(当時)
  • リスク

    歯の根っこが短くなる可能性がある、神経が壊死する可能性がある、歯を削る可能性がある

※ 現在の費用と異なる可能性があります。
※ 患者さまに同意をいただいた資料の中から写真を掲載しております。症例によって掲載写真枚数が違うことがあります。

※矯正治療の一般的リスクや副作用についても必ずご一読ください。

院長からのコメント

上下顎前突(いわゆる口ゴボ)のケースです。上下顎前突の患者さまは、口の閉じにくさを主訴とする場合も多く、基本的には上下左右の歯を1本ずつ計4本抜歯して治療を行います。歯を抜くことで前歯を引っ込めるスペースを確保し、歯並びだけではなく横顔を含めて整えることになります(逆に言うと上下顎前突では歯を抜かなければ横顔は治りません)。上下顎前突の場合、舌のトレーニングや顎間ゴムの使用協力がとても重要です。今回のケースでは、少し治療期間が長くなってしまいましたが、上下顎前歯の後退を十分に行うことができて側貌も改善しております。やや顎先の緊張感が残っていますが、これは骨格のずれに起因するため矯正治療ではこれが限界と言えるでしょう。なお、無理やり前歯の後退量を多くすると、ほうれい線が深くなるリスクもあります。また上唇小帯高位付着も認め、矯正治療中に切除術を行っていただきました。上唇小帯高位付着があると正中離開(前歯の開き)が生じ、切除していないと治療後も前歯の開きが再発する可能性があるため、よほど嫌でなければ切除術を勧めています。※ 歯の色はテトラサイクリン歯の可能性があります。

抜歯を伴う矯正治療について

矯正治療を行ううえで、分析および診断結果から治療に際し、抜歯を必要とする場合があります。抜歯を伴う矯正治療のメリット・デメリットについて十分に説明し、患者さまにご納得いただいたうえで抜歯の方針を採用します。
抜歯をしての矯正治療をお悩みの方は下記をご参照ください。

歯列矯正における抜歯の必要性について
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