マウスピース矯正のあれこれ
こんにちは、院長の眞舘です。
最近本当に多くの方がマウスピース矯正を希望されます。当院でも多くの患者さまがマウスピース矯正を開始されています👍
マウスピース矯正を開始された方で、治療中に何度か途中でマウスピースを作り直すことになった、もしくは全てのマウスピースを使い終わったのに追加でマウスピースが増えた、という経験をされた方が多いと思います。
今回はそのことについてお話します。
この記事を読むことで「マウスピース矯正中のマウスピースの作り直しについて」わかります。(所要時間約3分)。
マウスピース矯正ではごく普通のことなのでご安心を
「あれ?予定通りに歯が動いてないのかな」
「失敗してるんじゃ?!」
と不安になるかもしれませんね。作り直す理由は、歯の動きが想定からずれてきたり、最後の微調整が必要なだけだったり様々です。ただ、これはマウスピース矯正ではごく当たり前のことなのでご安心ください✋
マウスピース矯正での軌道修正は作り変えるしかない!
固定式のワイヤー矯正と違い、マウスピース矯正では「治療ゴールを先に設定して歯を動かし始めます」。ワイヤー矯正では、来院ごとに調整を行ってゴールに向かっていくので厳密にはその都度軌道修正をしていることになりますが、マウスピース矯正ではゴールまでのマウスピースが何十枚と一度にできあがるので軌道修正するには作り変えるしかありません🔀 シミュレートではきれいに治っていくので、「すんなり治る」と勘違いしがちですが、シミュレートは「歯並び」ではなく、あくまでも「マウスピースの形」を設計しているに過ぎません😲実際の歯が完璧にマウスピース通り動いてくれるわけではないのです。取り外し可能だからこそ、固定式のワイヤー装置と比べて予想外の歯の動き方が発生することがありますから、軌道修正するためには多くの場合でマウスピースの作り直しが必要になるわけですね。
どのタイミングでマウスピースを作り直すのか
タイミングとしては必ずしも予定されている枚数使い切るわけではなく、ドクターが予定の動きと現在の口腔内の状態を照らし合わせて問題ないかをチェックし、軌道修正が必要なほど予定の動きとずれていると判断された場合は途中でも作り直しをします。 マウスピースと歯に隙間が生じてそれが大きくなってきたり、合わなくなったりと患者さま自身で違和感を覚えることもあります(多少の浮きは問題にならないことも)。 順調に思っていても奥歯のかみ合わせがずれている場合もありますので、こればっかりはドクターの判断に任せてもらうしかないでしょう。
なおマウスピースが作り直しになった場合は、作り直した装置がお手元に届くまでおよそ3~4週かかるのでその間は「作り直しのための検査をした時点のマウスピース」をそのまましばらく使ってもらうか、「指示された枚数までは進めて」もらう必要があります。 指示以外のことをしたり、休憩期間だと勘違いしてマウスピースをしない時間が長くなると、歯が変な方向に動いてしまいせっかく作り直したマウスピースがハマらなくなってしまうことがあります。 必ず検査時に指示された内容を守りましょう。
金沢、ひいては石川県だけではなく北陸三県からも当院へ通院いただいている方も多くいらっしゃいます。
もちろん当院は山側環状線からアクセス便利ですから小松市・白山市・野々市市・津幡・かほく市からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。