治療事例「八重歯をワイヤー矯正装置(表側)により抜歯で改善した事例」22歳女性
こんにちは。
院長の眞舘です。
当院で実際に治療を受けられた患者さまの治療事例のご報告です。
「マルチブラケット装置(唇側)で叢生を治したケース」
目次
- ・ 相談内容
- ・ 診断結果・治療内容
- ・ 治療前後を動画で見る
- ・ まとめ・現在の様子
相談内容
「八重歯」を主訴に来院されました。
診断結果・治療内容
▲問題点▲・上下顎前歯の叢生(でこぼこ)=八重歯
・右側臼歯部の鋏状咬合
・以前、一般歯科医にて叢生を理由に左上の小臼歯を抜歯済みであり、かみ合わせのずれが大きい
●治療内容●
・患者さまの使用装置に対する希望がなかったためマルチブラケット装置(唇側)を使用
・右上と左下の小臼歯を抜歯して叢生を改善する
・左上は歯列の遠心移動(後方移動)を行い大きくずれているかみ合わせを改善する
治療前後を動画で見る
今回の治療事例のポイント
・ 叢生の程度が強く、右上と左下の抜歯スペースは叢生の改善に利用するだけとなり前歯の後退は物理的に困難であった。
・ 左上は奥歯のずれがあるにも関わらず、すでに抜歯済みだったため左上歯列の遠心移動が必須となり、治療目標の達成のためには複雑な動きを必要とした。
・ 右側第二大臼歯の鋏状咬合の噛み込みが深く顎間ゴムの使用協力が非常に重要だった。
まとめ・現在の様子
- 二期治療・小臼歯2本抜歯+左上遠心移動
- 治療事例:22歳女性
- 主訴:八重歯
- 使用した主な装置:マルチブラケット装置(唇側)
- 治療費:約88万
- 治療期間:2年1か月
- 注意すべきポイント:歯根の先端が吸収する可能性がある、歯茎が下がる可能性がある、歯の神経が何らかの原因で壊死する可能性がある。
きれいに並べた歯を維持するための「保定」が始まります。保定装置には【上顎は着脱が可能なプレートタイプ、下顎は着脱不可のワイヤー固定によるFixリテーナー】を採用しました。保定期間は最短でも2年です。保定は長ければ長いほど安定しますので長期的な保定が望ましいですね。
※矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 については必ずご確認ください。
※「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。」
※一般的な治療期間は2~3年程度、通院回数は24~36回程度(一期治療の場合は1年~2年程度、通院回数は12~24回程度)
※治療後保定装置の使用不足や悪習癖などが原因で後戻りが生じたり、保定装置を使用していても後戻りが生じる可能性があります。
※表示されている<治療費>は当時の費用(税込)です。現在の治療費は異なる場合がありますのであらかじめご了承ください。
金沢けんろく矯正歯科について
従来の表側矯正だけではなく、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正もお任せください。小児矯正ではインビザラインによるマウスピース型矯正も力を入れて取り組んでいます。山側環状線からアクセス便利ですから金沢市だけではなく、加賀市・小松市・白山市・野々市市・津幡町・かほく市・珠洲郡・富山県や福井県からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。