治療事例「上の前歯の両隣が引っ込んでいる」23歳女性
こんにちは。
院長の眞舘です。
当院で実際に治療を受けられた患者さまの治療事例のご報告です。
「前歯のでこぼこをマウスピース矯正(インビザライン)で非抜歯で治したケース」
目次
- ・ 相談内容
- ・ 診断結果・治療内容
- ・ 治療前後を動画で見る
- ・ まとめ・現在の様子
相談内容
上顎の前歯のでこぼこ(特に右上側切歯:2番目の歯)を主訴に来院されました。マウスピース矯正での治療を希望されました。
診断結果・治療内容
上下顎の前歯に叢生(そうせい=でこぼこ のこと)を認めました。左右のかみ合わせは多少ずれていましたが大きな問題ではなかったので、マウスピース矯正の中等度の部分矯正で治せると判断しました。ただし右上側切歯のように内側に生えてしまい、下の前歯とのかみ合わせが逆になってしまっている場合は、ただ単に並べるだけではなく、歯の根っこのコントロールもする必要がありますので治療期間がやや長くなります(根っこのコントロールをしないと治療期間は6か月くらいで終わりますが安定性に欠け後戻りしやすいので注意)。治療前後を動画で見る
今回の治療事例のポイント
・ 改善すべき症状は中等度と判断できるレベルであり、当院では部分矯正で対応可能。・ 歯の根のコントロールを行うので治療期間が少し長くなる。
・ 下の前歯にブラックトライアングルができないように、歯にやすり掛けを行う必要がある。
まとめ・現在の様子
- 部分矯正・非抜歯
- 治療事例:23歳女性
- 主訴:上の前歯の両隣の歯のくぼみ
- 使用した装置:マウスピース矯正(インビザライン)
- 治療費:約65万
- 治療期間:1年3か月
- 注意すべきポイント:歯茎が下がる可能性がある、歯にやすり掛けを行う必要がある
きれいに並べた歯を維持するための「保定」が始まります。マウスピースで治療をしていたのでそのまま保定装置はマウスピースの保定装置を用いています。ただし今回の治療事例における右上の2番目の歯(側切歯)は戻りやすいので長期の保定が望ましいですね。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 について
「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。」
一般的な治療期間は2~3年程度、通院回数は24~36回程度(一期治療の場合は1年~2年程度、通院回数は12~24回程度)
金沢けんろく矯正歯科について
従来の表側矯正だけではなく、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正もお任せください。小児矯正ではインビザラインによるマウスピース型矯正も力を入れて取り組んでいます。山側環状線からアクセス便利ですから金沢市だけではなく、加賀市・小松市・白山市・野々市市・津幡町・かほく市・珠洲郡・富山県や福井県からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。
2023年04月03日 10:00