歯並びって遺伝するの?実は…
こんにちは、院長のまだちです。
今回は、歯並びと遺伝の関係についてお話します。
自分もしくは配偶者の歯並びと子供の歯並びがなんとなく似ている、歯並びって遺伝するのかな、と考えたことのある親御さまも多いかもしれません。
この記事を読むことで「歯並びと遺伝の関係」がわかります。ぜひお友達にも教えてあげてください(所要時間約3分)。
歯並びは遺伝するのか
歯並びへの影響は後天的要因が大半
親から子へ 遺伝する「歯並びに関係する要素」は、上下の顎の大きさと歯の大きさ・形といわれています。
直接歯並びが遺伝するわけではなく、これらの要素が組み合わさった結果、結局似たような歯並びになるわけですね。
親御さんがデコボコの歯並びなら(原因が顎の小ささであろうと歯の大きさであろうと)、お子さんもデコボコの歯並びになる可能性があります。
特に遺伝的要素が大きい不正咬合は「受け口」です。
ご両親やそのご家系で受け口の方がいた場合、子供に遺伝する可能性が高く子供(孫)も受け口になります。
しかし、最も歯並びに影響を及ぼす要因は生活習慣や癖といった後天的なものです。
生活習慣と言うと少し大げさかもしれませんが、おやつをだらだら食べしていたり歯磨きができていないことでむし歯になってしまった場合、ひどくなると乳歯が早く抜けてしまいます。そうなると歯並びが崩れ、後から生えてくる永久歯の並びも崩れてしまいます。
また、以前お話した歯並びに影響する数々の悪い癖も大きな要因です。
遺伝の要素は、残念ながらコントロールできません。
しかし、 最も影響を与える後天的要因を修正することで、歯並びへの影響を最小限にすることができます。
悪い癖が気になる方は、ぜひ当院にご相談に来ていただき一緒に治していきませんか。
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