金沢市の矯正専門医院、金沢けんろく矯正歯科【インビザラインもお任せ】

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治療事例「前歯のでこぼことかみ合わせの深さをマウスピース矯正にて改善した症例」8歳女子

インビザラインファースト、8歳女児、非抜歯、マウスピース矯正、過蓋咬合、比較

こんにちは。
院長の眞舘です。
当院で実際に治療を受けられた患者さまの治療事例のご報告です。

「前歯のでこぼことかみ合わせの深さを小児のマウスピース矯正で治したケース」

目次

相談内容

前歯が重なって、かつ斜めに生えてきたことを主訴に当院に来院されました。

診断結果・治療内容

上顎と下顎に叢生(でこぼこ)を認めました。
上顎については、側切歯(前から2番目の歯)が生えるスペースがなく、下顎側切歯と同様に内側から生えてくる可能性が高いと考えられました。かみ合わせが深く、上顎の歯が完全に下顎の前歯を覆ってしまっており、かみ合わせた時に下の歯が全く見えない状態で程度としては重度の過蓋咬合を認めました。奥歯のかみ合わせのずれもあり、このまま生え変わると、永久歯列期になった際に抜歯を伴う治療が必要になるかもしれません。
第一期治療では歯並びを広げ、歯をきれいに並べるとともに奥歯のかみ合わせも治し、永久歯が生えやすいようにスペースを確保して永久歯の萌出を誘導してあげます。※ただし、必ずしも永久歯列期で叢生なく生えそろうことを保証するものではありません。
インビザラインファースト、8歳女児、非抜歯、マウスピース矯正、過蓋咬合、治療前インビザラインファースト、8歳女児、非抜歯、マウスピース矯正、過蓋咬合、治療後

治療前後を見る

今回の治療事例のポイント

・ 上顎側切歯が萌出する場所がなくて萌出できていなかったが、萌出スペースを確保することで自然萌出を促すことができた。治療途中に側切歯が予想通り内側から萌出してきたがマウスピース矯正治療により前方移動させ、きれいに並べることができた。

・ 過蓋咬合が改善し、理想的な前歯の被蓋関係を確立できた。

・ マウスピース矯正治療のため、患者さまご本人およびご家族のマウスピースの管理・ご協力が非常に重要。

まとめ・現在の様子

  • 一期治療
  • 治療事例:8歳女児
  • 主訴:前歯が重なって、斜めに生えてきた
  • 使用した装置:マウスピース矯正(インビザラインファースト)
  • 治療費:約50万
  • 治療期間:1年3か月
  • 注意すべきポイント:生え変わりによっては叢生が多少再発する可能性がある。それに伴い二期治療が必要になる可能性がある。

きれいに並べた歯を維持するための「保定」が始まります。保定期間は「全ての乳歯が抜け、大人の歯に生え変わるまで」で、3~12か月に1回の定期観察が必要です。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 について
「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。」
一般的な治療期間は2~3年程度、通院回数は24~36回程度(一期治療の場合は1年~2年程度、通院回数は12~24回程度)
 

金沢けんろく矯正歯科について

従来の表側矯正だけではなく、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正もお任せください。小児矯正ではインビザラインによるマウスピース型矯正も力を入れて取り組んでいます。山側環状線からアクセス便利ですから金沢市だけではなく、加賀市・小松市・白山市・野々市市・津幡町・かほく市・珠洲郡・富山県や福井県からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。

2023年11月26日 17:27

治療事例「歯科検診で指摘された過蓋咬合を2本抜歯で治療した事例」15歳男子

2本抜歯、二級仕上げ、ワイヤー、過蓋咬合、治療前後

こんにちは。
院長の眞舘です。
当院で実際に治療を受けられた患者さまの治療事例のご報告です。

「歯科検診で指摘された過蓋咬合を上顎2本抜歯で治したケース」

目次

相談内容

学校歯科検診で「過蓋咬合だから将来的に歯がダメになる可能性が高いよ」と言われたので気になって来院されました。

診断結果・治療内容

上下顎ともに叢生(でこぼこ)はほとんどありませんでしたが、上下の前歯のかみ合わせが深く、噛んだ時に下の歯が全く見えない状態でした。一見かみ合わせはよさそうに見えますが小臼歯部(犬歯より後方の中間の歯)や右側の一番奥歯(第二大臼歯)は鋏状咬合を呈しており、実際は噛む力を負担するのは「奥歯だけ」の状態でした。そのため、検診で指摘された通り噛む力に対する奥歯への負担が長く続くことで、経年的に奥歯へのダメージが蓄積し、いずれ歯が欠けたりヒビ入ったりする可能性があります(だいたい40~50歳で多い)。また、奥歯がダメになると今度は前歯に強く負担がかかるようになり、かみ合わせの崩壊が始まります。それだけではなく、かみ合わせが深いと通常のあごの運動が妨げられ顎関節に負担がかかりやすいだけはなく、そもそも噛む力が強い方が多いので、顎関節症になってしまう可能性も高いです。奥歯のずれがかなりありましたので、今回は上顎の左右側1本ずつ、計2本 第一小臼歯を抜歯して治療を行う方針となりました。
※ 過蓋咬合の場合、下顎を後ろに引き下げて噛んでいることも多く、リラックスした状態における正しい顎関節の位置での噛み合わせを把握することがとても大切です。下顎骨が前に移動する場合は奥歯のずれが解消される場合が多いため非抜歯での治療が選択肢としてあがってきます。今回のケースでは下顎骨は自然な状態でも前方への移動がなかったので抜歯という選択になりました。

治療前後を動画で見る

2本抜歯、二級仕上げ、ワイヤー、過蓋咬合、治療前2本抜歯、二級仕上げ、ワイヤー、過蓋咬合、治療後

今回の治療事例のポイント

・ でこぼこ(叢生)はなかったが奥歯のずれが大きく、かつリラックスしたときの下顎骨の位置変化がなかったことから抜歯での治療が必要だった。
・ かみ合わせの深さを治すために、前歯を骨に打ち込んでいく力(圧下力)をかけるため歯根吸収が起きやすい

まとめ・現在の様子

  • 二期治療・上顎2本抜歯
  • 治療事例:15歳男子
  • 主訴:検診で過蓋咬合で歯が危ないと言われた
  • 使用した装置:表側のワイヤー矯正
  • 治療費:約88万
  • 治療期間:2年1か月
  • 注意すべきポイント:圧下を行うため歯の根の先端が溶けて短くなる可能性が高い(歯根吸収)

きれいに並べた歯を維持するための「保定」が始まります。保定装置には【上顎は着脱が可能なプレートタイプ、下顎は着脱不可のワイヤー固定によるFixリテーナー】を採用しました。保定期間は最短でも2年です。保定は長ければ長いほど安定しますので長期的な保定が望ましいですね。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 について
「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。」
一般的な治療期間は2~3年程度、通院回数は24~36回程度(一期治療の場合は1年~2年程度、通院回数は12~24回程度)
 

金沢けんろく矯正歯科について

当院は、日本で最も歴史のある日本矯正歯科学会の認定医である院長と、同じく認定医の副院長(女性)が治療を行います。従来の表側矯正だけではなく、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正も経験豊富です。小児矯正ではインビザラインによるマウスピース型矯正も多く手掛けております。山側環状線からアクセス便利ですから金沢市だけではなく、加賀市・小松市・白山市・野々市市・津幡町・かほく市・珠洲郡からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。

2023年11月12日 12:00

治療事例「上顎のでこぼこと前歯の前傾を遠心移動を活用して非抜歯で治療した事例」22歳男性

非抜歯、上顎遠心移動、1年9カ月、マウスピース矯正、比較

こんにちは。
院長の眞舘です。
当院で実際に治療を受けられた患者さまの治療事例のご報告です。

「上顎前突と叢生を歯列全体の遠心移動を行い非抜歯で治したケース」

目次

相談内容

「上の前歯のデコボコが気になる」ということを主訴に来院されました。

診断結果・治療内容

上顎に叢生(でこぼこ)を認めました。主訴はでこぼこのみでしたが、上下顎前歯の前後的なずれもあるので歯性の上顎前突でもありますね(患者さまの主訴が「でこぼこ」だったので今回は叢生に分類しています)。
なお、治療開始前の時点ですでに歯が所々白くなっている箇所がありますがこれはエナメル質減形成と呼ばれる症状です。
よく勘違いされることが多いのですが、矯正治療は前歯だけではなく奥歯の「かみ合わせ」も治しますのでチェックは必須です。
奥歯を見てみると左右どちらも大きくかみ合わせがずれていました。1本の歯に対して2本の歯が噛み込んでいるのがいいかみ合わせなのですが、特に右側は1本対1本のかみ合わせでした(過去の治療事例の動画にかみ合わせについて書いてあるので是非ご覧ください)。
ご希望の装置は、マウスピース矯正装置でした。
治療方針としては、上の中間の歯(第一小臼歯)を抜歯して治療を行うことも一つの案でしたが、横顔が整っていたこともあり前歯をがんばって後ろに引く必要もないため、抜歯はもったいないと判断しました。ただし、上顎の歯並び全体を後方に押し込む必要があるため、顎間ゴムの使用の使用が非常に重要ですので、十分ご理解いただいたうえで非抜歯での治療を選択しました。

治療前後を動画で見る

非抜歯、上顎遠心移動、1年9カ月、マウスピース矯正、治療前非抜歯、上顎遠心移動、1年9カ月、マウスピース矯正、治療後

今回の治療事例のポイント

・ でこぼこが中等度であり、奥歯のかみ合わせがずれていても、治療前の横顔が整っていたため非抜歯で治す方針とした。
・ 上顎の歯並びを後方移動させるために治療期間が長くなる可能性がある。
・ 顎間ゴムの協力が必須(20時間以上の使用)。

まとめ・現在の様子

  • 二期治療・非抜歯・遠心移動
  • 治療事例:22歳男性
  • 主訴:上の前歯のでこぼこ
  • 使用した装置:マウスピース矯正
  • 治療費:約88万
  • 治療期間:1年9か月
  • 注意すべきポイント:歯茎が下がる可能性がある、歯の根っこが短くなる可能性がある

きれいに並べた歯を維持するための「保定」が始まります。保定装置には【上顎は着脱が可能なプレートタイプ、下顎は着脱不可のワイヤー固定によるFixリテーナー】を採用しました。保定期間は最短でも2年です。保定は長ければ長いほど安定しますので長期的な保定が望ましいですね。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 について
「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。」
一般的な治療期間は2~3年程度、通院回数は24~36回程度(一期治療の場合は1年~2年程度、通院回数は12~24回程度)
 

金沢けんろく矯正歯科について

従来の表側矯正だけではなく、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正もお任せください。小児矯正ではインビザラインによるマウスピース型矯正も力を入れて取り組んでいます。山側環状線からアクセス便利ですから金沢市だけではなく、加賀市・小松市・白山市・野々市市・津幡町・かほく市・珠洲郡・富山県や福井県からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。

2023年11月05日 12:00

歯科衛生士(常勤)の方を募集しています

おしらせ画像トップ

金沢けんろく矯正歯科 院長の眞舘です。

当院は2021年8月に開院した矯正歯科(歯並び治療)専門の歯科医院です。
患者さまにとって安心できる居心地のいい歯科医院を目指して、一緒に協力してくださる歯科衛生士の方を募集します。

※ 電話で応対は時間が限られてしまいますので電話からの問い合わせは受け付けておりませんお手数をおかけしますが、まずは応募フォームからご連絡いただくようお願い申し上げます。
下のバナー先の応募フォームよりお気軽にお問い合わせください。

求人案内 ⇦ココをクリック
 

2023年09月29日 12:00

治療事例「下顎前歯の先天性欠如と上顎のでこぼこを非抜歯で治療した事例」20歳男性

非抜歯、下顎前歯先天性欠如、ワイヤー、拡大

こんにちは。
院長の眞舘です。
当院で実際に治療を受けられた患者さまの治療事例のご報告です。

下顎前歯の先天性欠如と上顎の叢生を非抜歯で治したケース」

目次

相談内容

「検診で矯正治療をした方がいいと言われた」ということを主訴に来院されました。中学校・高校の学校歯科検診で指摘はされていたそうですが、時間の確保が難しくてなかなか矯正治療に踏み出せなかったそうですが、大学への進学を期に相談に来られました。

診断結果・治療内容

上顎に叢生(でこぼこ)を認めました。下顎の前歯には先天性欠如歯(生まれつき ない歯)が一本ありました。下顎の前歯が一本ない場合、上顎の前歯と下顎の前歯の本数が違うため、治療後の歯の真ん中の仕上がりは通常と少し違う形になってしまう(After の写真参照)ので、仕上がりについてはその旨を説明し同意を得る必要がありました。
上顎の歯並び(アーチ)が狭くなっていたこともあり、左右の奥歯のかみ合わせを見ると上下のかみ合わせが逆になっていました。
大きくずれて生えている右上の2番目の歯(側切歯)を並べるため、および上顎の歯並び(アーチ)を整えるために上顎の歯並びを拡大させる方針とし、横顔に問題がなかったことから拡大をすることで非抜歯での治療が可能と判断しました。なお、表側のワイヤー装置だけではなく、拡大のためには上顎の裏側にクワドヘリックスという装置を併用することにしました。

治療前後を動画で見る

非抜歯、下顎前歯先天性欠如、ワイヤー、拡大、治療前非抜歯、下顎前歯先天性欠如、ワイヤー、拡大、治療後

今回の治療事例のポイント

・ ワイヤーと付加装置による拡大を行うことで、でこぼこがあっても非抜歯で治すことが可能であった。
・ 下顎前歯は先天性欠如のため、上下の歯の真ん中の仕上がりは写真のようになる。
・ 右上側切歯(内側に生えてきた歯)の根っこのコントロールに時間がかかる
・ 顎間ゴムの協力が必須(20時間以上の使用)。

まとめ・現在の様子

  • 二期治療・非抜歯
  • 治療事例:20歳男性
  • 主訴:検診で矯正治療を指摘された
  • 使用した装置:表側のワイヤー矯正
  • 治療費:約85万
  • 治療期間:1年7か月
  • 注意すべきポイント:歯茎が下がる可能性がある、歯の根っこが短くなる可能性がある、歯にやすりがけを行う必要がある

きれいに並べた歯を維持するための「保定」が始まります。保定装置には【上顎は着脱が可能なプレートタイプ、下顎は着脱不可のワイヤー固定によるFixリテーナー】を採用しました。保定期間は最短でも2年です。保定は長ければ長いほど安定しますので長期的な保定が望ましいですね。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 について
「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。」
一般的な治療期間は2~3年程度、通院回数は24~36回程度(一期治療の場合は1年~2年程度、通院回数は12~24回程度)
 

金沢けんろく矯正歯科について

当院は、日本で最も歴史のある日本矯正歯科学会の認定医である院長と、同じく認定医の副院長(女性)が治療を行います。従来の表側矯正だけではなく、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正も経験豊富です。小児矯正ではインビザラインによるマウスピース型矯正も多く手掛けております。山側環状線からアクセス便利ですから金沢市だけではなく、加賀市・小松市・白山市・野々市市・津幡町・かほく市・珠洲郡からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。

2023年09月24日 17:30

治療事例「永久歯の生えるスペースをマウスピース矯正で確保した症例」9歳女児

インビザラインファースト、9歳女児、非抜歯、マウスピース矯正、異所萌出、叢生、比較

こんにちは。
院長の眞舘です。
当院で実際に治療を受けられた患者さまの治療事例のご報告です。

「かかりつけで八重歯になる可能性が高いと言われたお子さまをマウスピース矯正で治したケース」

目次

相談内容

「かかりつけで八重歯になる可能性がある」と言われたのを主訴に当院に来院されました。

診断結果・治療内容

上顎に隙間を、下顎に叢生(でこぼこ)を認めました。
上顎については、特に左側の第一大臼歯が近心位にあり、かつ下顎第一大臼歯との噛み合わせが大きくずれて鋏状咬合(はさみじょうこうごう)になっていました(黄色矢印)。また、大臼歯が近心位にあることから左上の第二小臼歯が生える隙間がなくなっていました(上顎の写真の黄色矢印)。
第一大臼歯が近心位にずれてしまった原因は、第二乳臼歯の早期脱落と考えられます。なぜ早期脱落したかというと基本的には2つの原因が挙げられます。一つは乳臼歯が虫歯になってしまい早期脱落した、もう一つは第一大臼歯の異所萌出です。異所萌出とは第一大臼歯が生えるときに、手前の第二乳臼歯に食い込むように生えてきて、そのまま無理やり下から突き上げて第二乳臼歯を落としてしまったり、食い込んだまま生えてこなくなることを指します。今回は後者の異所萌出が原因と推察されました。
このまま生え変わると、永久歯列期になった際に抜歯を伴う治療が必要になるかもしれません
そうならないように第一期治療では歯並びを広げ、かつ近心位にずれた第一大臼歯を元の場所に後方移動させ、永久歯が生えやすいようにスペースを確保して永久歯の萌出を誘導してあげることが第一目標になります。※ただし、必ずしも永久歯列期で叢生なく生えそろうことを保証するものではありません。
インビザラインファースト、9歳女児、非抜歯、マウスピース矯正、叢生、治療前インビザラインファースト、9歳女児、非抜歯、マウスピース矯正、叢生、治療後

治療前後を見る

今回の治療事例のポイント

・ 前歯のでこぼこを認めたが、一期治療(こどもの歯並びの治療)を行うことで二期治療が不要になる、もしくは非常に簡易できる可能性が高めることができる(Afterの画像の通り、ほとんどの永久歯をうまく誘導していい位置に萌出させることができていますが、右上の第二小臼歯は少し内側から生えてきてしまっていますね、これは二期治療で治す範疇になります)。
・ マウスピース矯正治療のため、患者さまご本人およびご家族のマウスピースの管理・ご協力が非常に重要。

まとめ・現在の様子

  • 一期治療
  • 治療事例:9歳女児
  • 主訴:かかりつけで八重歯になると言われた
  • 使用した装置:マウスピース矯正(インビザラインファースト)
  • 治療費:約50万
  • 治療期間:11か月
  • 注意すべきポイント:生え変わりによっては叢生が多少再発する可能性がある。それに伴い簡易ではあるが二期治療が必要になる可能性がある。

きれいに並べた歯を維持するための「保定」が始まります。保定期間は「全ての乳歯が抜け、大人の歯に生え変わるまで」で、3~12か月に1回の定期観察が必要です。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 について
「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。」
一般的な治療期間は2~3年程度、通院回数は24~36回程度(一期治療の場合は1年~2年程度、通院回数は12~24回程度)
 

金沢けんろく矯正歯科について

当院は、日本で最も歴史のある日本矯正歯科学会の認定医である院長と、同じく認定医の副院長(女性)が治療を行います。従来の表側矯正だけではなく、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正も経験豊富です。小児矯正ではインビザラインによるマウスピース型矯正も多く手掛けております。山側環状線からアクセス便利ですから金沢市だけではなく、小松市・白山市・野々市市・津幡市・かほく市からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。

2023年09月08日 17:58

☆祝☆開院2周年

金沢けんろく矯正歯科院長の眞舘です。
 

当院は8月24日で開院2周年を迎えました。
今年に入ってから特に患者さまがご友人やご家族を紹介していただき、そのご友人やご家族が当院に通院されることが多くなってきております。
みなさまのなりたい自分のご期待に添えるよう今後も日々研鑽を積んで、スタッフ一同みなさまが安心して通える医院を目指していきます。

今後もスタッフ一同、より一層努力してまいりますので、金沢けんろく矯正歯科をこれからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2023年08月25日 14:55

治療事例「下顎の前歯のでこぼこをマウスピース矯正で治した症例」9歳男児

一期、叢生、マウスピース矯正、9歳、非抜歯

こんにちは。
院長の眞舘です。
当院で実際に治療を受けられた患者さまの治療事例のご報告です。

「下顎の前歯のでこぼこをお子さまのマウスピース矯正で治したケース」

目次

相談内容

「歯並びが気になる」を主訴に来院されました。

診断結果・治療内容

上顎に隙間を、下顎に叢生(でこぼこ)を認めました。
上顎が空隙になってしまっているのは、本来残っているはずの両側の乳犬歯が抜けてしまっており、前歯4本が散り散りになってしまったことが原因です。下顎がでこぼこになっている原因は歯を並べる骨の大きさがやや小さく、歯の大きさも平均的な値よりわずかに大きく、相対的に不調和が大きくなっていたことが考えられました。
このまま生え変わると、永久歯列期になった際に抜歯を伴う治療が必要になるかもしれません
そうならないように第一期治療では歯並びを広げ、永久歯が生えやすいようにスペースを確保し、永久歯の萌出を誘導してあげることが第一目標になります。※ただし、必ずしも永久歯列期で叢生なく生えそろうことを保証するものではありません。
一期、叢生、マウスピース矯正、9歳、非抜歯、治療前一期、叢生、マウスピース矯正、9歳、非抜歯、治療後

治療前後を見る

今回の治療事例のポイント

・ 前歯のでこぼこを認めたが、一期治療(こどもの歯並びの治療)を行うことで二期治療が不要になる、もしくは非常に簡易できる可能性が高めることができる(Afterの画像の通り、永久歯をうまく誘導していい位置に萌出させることができています)。
・ マウスピース矯正治療のため、患者さまご本人およびご家族のマウスピースの管理・ご協力が非常に重要。

まとめ・現在の様子

  • 第一期治療
  • 治療事例:9歳男児
  • 主訴:歯並び
  • 使用した装置:マウスピース矯正(インビザラインファースト)
  • 治療費:約50万
  • 治療期間:1年4か月
  • 注意すべきポイント:生え変わりによっては叢生が多少再発する可能性がある。それに伴い簡易ではあるが二期治療が必要になる可能性がある。

きれいに並べた歯を維持するための「保定」が始まります。保定期間は「全ての乳歯が抜け、大人の歯に生え変わるまで」で、3~12か月に1回の定期観察が必要です。当院の一期治療は、二期治療ありきで治療を行うのではなく、一期治療でできるだけの治療を行い二期治療をできるだけ不要にする、または簡易に済ますことができる様にすることを考えて治療にあたっています。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 について
「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。」
一般的な治療期間は2~3年程度、通院回数は24~36回程度(一期治療の場合は1年~2年程度、通院回数は12~24回程度)
 

金沢けんろく矯正歯科について

当院は、日本で最も歴史のある日本矯正歯科学会の認定医である院長と、同じく認定医の副院長(女性)が治療を行います。従来の表側矯正だけではなく、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正も経験豊富です。小児矯正ではインビザラインによるマウスピース型矯正も多く手掛けております。山側環状線からアクセス便利ですから金沢市だけではなく、小松市・白山市・野々市市・津幡市・かほく市からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。

2023年08月06日 20:54

治療事例「奥歯のズレとでこぼこを歯列の遠心移動を行い非抜歯で治療した事例」25歳女性

非抜歯遠心移動、叢生、ワイヤー矯正、25歳女性14か月

こんにちは。
院長の眞舘です。
当院で実際に治療を受けられた患者さまの治療事例のご報告です。

「奥歯のズレとでこぼこを歯列の遠心移動を行い非抜歯で治したケース」

目次

相談内容

「上下の前歯のガタガタ」を主訴に来院されました。

診断結果・治療内容

上下顎に叢生(でこぼこ)を認めました。前歯だけではなく、奥歯にも噛み合わせのズレがありました。上顎の歯並びが手前にずれており、理想的な噛み合わせである「1歯対2歯」ではなく、1歯対1歯の噛み合わせでした。また、右側の一番奥の歯(第二大臼歯)は鋏状咬合であり、下顎の自然な動きを妨げている可能性がありました。
横顔の不調和は認めなかったので、でこぼこはあるものの「非抜歯」にて治療可能と判断しましたが、上顎の歯並びが手前にずれており噛み合わせがずれてしまっていたので、上顎歯列を全体的に後方移動(遠心移動)させる必要がありました。ただし、上顎に親知らずがあると後方移動の邪魔になり後方移動が思ったようにできないため、上顎の親知らずの抜歯が必要でした(非抜歯というのは中間の歯=小臼歯は抜歯しないということです)。
今回に限った話ではありませんが、矯正治療において治療目標を達成するには顎間ゴムという患者さまご自身で着脱する輪ゴムの使用が非常に重要です。

治療前後を動画で見る

非抜歯遠心移動、叢生、ワイヤー矯正、25歳女性14か月、治療前非抜歯遠心移動、叢生、ワイヤー矯正、25歳女性14か月、治療後

今回の治療事例のポイント

・ でこぼこもあり奥歯のずれも大きかったが、親知らずを抜いて上顎歯列を遠心移動することで非抜歯での治療が可能であった。
・ 右側第二大臼歯が鋏状咬合であった。
・ 顎間ゴムの協力が必須(20時間以上の使用)。
・ もともと素敵な笑顔でしたが、もっと素敵な笑顔になりました。

まとめ・現在の様子

  • 第二期治療・非抜歯・遠心移動
  • 治療事例:25歳女性
  • 主訴:上下の前歯のガタガタ
  • 使用した装置:表側のワイヤー矯正
  • 治療費:約75万
  • 治療期間:1年2か月
  • 注意すべきポイント:歯茎が下がる可能性がある、歯の根っこが短くなる可能性がある

きれいに並べた歯を維持するための「保定」が始まります。保定期間は最短でも2年です。保定は長ければ長いほど安定しますので長期的な保定が望ましいですね。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 について

金沢けんろく矯正歯科について

従来の表側矯正だけではなく、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正もお任せください。小児矯正ではインビザラインによるマウスピース型矯正も力を入れて取り組んでいます。山側環状線からアクセス便利ですから金沢市だけではなく、加賀市・小松市・白山市・野々市市・津幡町・かほく市・珠洲郡・富山県や福井県からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。

2023年06月29日 10:48

治療事例「斜めに生えてきた前歯をマウスピース矯正で治した症例」8歳女児

非抜歯、叢生、インビザラインファースト、8歳女児11か月。

こんにちは。
院長の眞舘です。
当院で実際に治療を受けられた患者さまの治療事例のご報告です。

「前歯のでこぼこをお子さまのマウスピース矯正で治したケース」

目次

相談内容

「歯が傾いて生えてきたこと」を主訴に来院されました。。

診断結果・治療内容

上下顎に叢生(でこぼこ)を認めました。原因は歯の大きさに対して、歯を並べる骨の大きさが小さいことが考えられました。このまま生え変わりを待っていると、永久歯列期になった際に抜歯を伴う治療が必要になるかもしれませんそうならないように第一期治療では歯並びを広げ、永久歯が生えやすいようにスペースを確保してあげることが第一目標になります。
※ただし、必ずしも永久歯列期で叢生なく生えそろうことを保証するものではありません。

治療前後を見る

非抜歯、叢生、インビザラインファースト、8歳女児11か月、治療前非抜歯、叢生、インビザラインファースト、8歳女児11か月、治療後

今回の治療事例のポイント

・ 前歯のでこぼこを認めたが、一期治療(こどもの歯並びの治療)を行うことで二期治療が不要になる、もしくは非常に簡易できる可能性が高めることができる。
・ マウスピース矯正治療のため、患者さまご本人およびご家族のマウスピースの管理・ご協力が非常に重要。

まとめ・現在の様子

  • 第一期治療
  • 治療事例:8歳女児
  • 主訴:歯が傾いて生えてきた
  • 使用した装置:マウスピース矯正(インビザラインファースト)
  • 治療費:約50万
  • 治療期間:11か月
  • 注意すべきポイント:生え変わりによっては叢生が再発する可能性がある。それに伴い二期治療が必要になる可能性がある。

きれいに並べた歯を維持するための「保定」が始まります。保定期間は「全ての乳歯が抜け、大人の歯に生え変わるまで」で、3~12か月に1回の定期観察が必要です。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクと副作用 について
「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。」
一般的な治療期間は2~3年程度、通院回数は24~36回程度(一期治療の場合は1年~2年程度、通院回数は12~24回程度)
 

金沢けんろく矯正歯科について

従来の表側矯正だけではなく、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正もお任せください。小児矯正ではインビザラインによるマウスピース型矯正も力を入れて取り組んでいます。山側環状線からアクセス便利ですから金沢市だけではなく、加賀市・小松市・白山市・野々市市・津幡町・かほく市・珠洲郡・富山県や福井県からも患者さまが通院してくださっています。何かお困りごとがございましたら是非当院に一度ご相談にいらしてください。

2023年06月25日 21:13

アクセス

お車 山側環状(金沢外環状道路)の信号「田上小学校口」から田上小学校方面へ曲がり、イエローハットを過ぎてすぐの十字路を右折。駐車台数14台(第二駐車場含む)
バス 金沢駅東口バスのりばから「13・14」医王山線もしくは「95」北陸大学線に乗り、「山環田上」バス停下車後、徒歩3分
医院名 金沢けんろく矯正歯科
住所 920-1156 石川県金沢市田上の里1丁目106番地1
電話番号 076-225-8711
診療時間 月火水金土 10:00〜13:00/14:30〜18:30
日曜 9:00〜12:00/13:00〜17:00
休診日  木曜・祝日
月に1〜2回日曜診療あり、翌日月曜は振替休診
診療内容 小児・中高生・成人の矯正治療
表側・舌側(裏側)・マウスピース型(インビザライン)など各種装置
アクセス 石川県金沢市もりの里・田上エリアにあり、山側環状線からアクセス便利。金沢大学角間キャンパスに近く、イオンもりの里ショッピングセンターやニトリ、ユニクロなど多くのランドマークがあります。金沢の山側環状線を利用すれば金沢だけではなく白山市や野々市市、卯辰トンネル以北の津幡町やかほく市からもアクセス良好です。